「たこ焼」での創業に至るまでの経緯を教えてください。
高校時代、地元・群馬県桐生市にアメリカ発のファストフードチェーンが次々出店し、放課後、仲間と立ち寄る時間が本当に楽しみでした。そして店舗の雰囲気そのものにあこがれを抱いたことが、飲食業を志す原点となりました。いつか日本人の自分らしく、世界に通用する「和のファストフード」をつくりたい。それが当時の私の夢となったのです。
その後、約40万円の資本金を元手に、焼きそばとおむすびの専門店「ホットランド焼きそば」を開店しました。しかし、経営は思うようにいきません。焦りから、お客さまの要望に応える形で、お好み焼、たい焼、ラーメンと商品ラインナップを増やしていきましたが、それが売上につながることはなく……。むしろ、つくり置きが増え、一つひとつの商品の質を低下させるという悪循環を招いてしまいました。
「これは自分の理想ではない。やはり熱々のおいしさを届けたい」。その原点に立ち返った時、一つの商品に絞り、その専門性を極めようと決意しました。そこで選んだのが、お子さまからお年寄りまで幅広い層に支持され、時間帯を問わず需要が見込める「たこ焼」でした。






