ひっくり返そうひっくり返そう、何度だって。 SPECIAL 01

乗り越えたからこそ、 言えることがある!

社員たちの証言、実はこんな失敗を!?

02

築地銀だこ イオン久里浜店 店長

A.M 2020年新卒入社

長蛇の列で、たこ焼が間に合わない!
現場が大混乱に陥った、試練の3日間
繁忙期に向けての準備は、
完璧だったはずなのに……

入社3年目の、店長になって初めて迎えたゴールデンウィーク。私は事前に、十分な在庫の確保やピーク時に合わせた人員配置、シフト作成など、念入りに準備を進めました。それまで一般社員として、それぞれ立地も規模も客層も異なる6店舗での繁忙期を経験し、各店長の対応も間近で見てきたため、「自分一人で乗り切れる」という根拠のない自信が私にはあったのです。そのため準備が整った段階では、自分なりに“完璧”な体制ができた、とまで思い込んでいました。

ところが、連休初日から、お客さまの長い行列を一向に減らすことができず、現場は大混乱に陥ることに。たこ焼の「焼き」「トッピング」「レジ」「洗い物」の4つのパートの連携がうまく機能せず、たこ焼の提供スピードが大幅に落ち、お客さまをお待たせし続けることになってしまったのです。お客さまとスタッフへの申し訳なさと焦りで胸がいっぱいになりながらも、私は必死で現場の立て直しを図りました。

失敗の原因はどこに?
あらゆる手を尽くして立て直しを

まずは、非番のスタッフや近隣店舗へ急ぎ応援を要請し、人員を増強。さらに現場を観察し、「Aさんはレジよりも焼きのスピードが早い」といった、各スタッフの適性を見極め、即座に配置を入れ替えました。その結果、連携が回りはじめ、提供スピードを改善することができたのです。

この経験で痛感したのは、店長としての自分の未熟さです。失敗の原因は、「自分一人の判断」に固執し、スタッフの力量や負担を十分に考慮できていなかったこと。ベテランスタッフからの「もっと早く相談してくれればよかったのに」という言葉は、深く胸に刺さりました。スタッフに「このシフトで無理はないか」と確認する謙虚さがあれば、もっと精度を上げられたはずです。また、SV(スーパーバイザー)からも「これからは前年の売上やシフトをもっと確認しよう!」とアドバイスを受け、自分の甘さを反省しました。これを機に、前年のデータの徹底分析や、スタッフの得意不得意を反映した「繁忙期用体制表」を作成。いまでは、どんな繁忙期も自信を持って乗り越えられるようになっています。